予備校にかかる費用とその必然性

未だ「よい予備校はよい大学に導く」という妄信があるのも事実

最上位クラスですらまともに何が必要かを把握せず、明後日の方向へ向けてのプラチカ3週を強いるような集団ばかりでしたから、この場をお借りして申し上げるなら、自学自習の才能のある人間は宅浪、保険として予備校というのが最もすぐれた運用方法なのではないかと私は感じました。
しかしながら、世間一般の評判を聞く限りではそうでもないようで、未だ「よい予備校はよい大学に導く」という妄信があるのも事実です。
確かに、エクシードコースをはじめとした河合塾の誇る最高峰のコースの合格率は目を見張るものがあり、なおかつかなり厳しい入塾試験があることから、もともとの才能の塊のような集団にさらに最高峰の教育を施すことでより優れた人材を送り込み、フィードバックさせることでさらなる名声を高め、絶大な広告効果を得ることはこれはもう確かに有用といえる。
では、閑話休題、費用は適正か、ということだ。
諸々の人件費を含め、費用を圧迫しているのはチャーター制度、すなわち分からない部分を講師に直に聞きに行けるというシステム。
このシステム構築のための各分野の大学受験レベルの講師が常駐しているとされ、その人件費はかなりのものだと考えられている。
また、テキストについても馬鹿にならない。
一人一人に配布する、高校並の量を誇るテキストは費用を食いつぶしていると言っても過言ではなく、またそれに関わる人件費も加えると決して悠々黒地とは言えず。
これらから導き出されることは、教育関連サービスも決して余裕のある経営とは言えず、一般的に高い高いと言われている費用も設備投資や教育関係とのすり合わせを考えた場合、決して一元的に高いと言い切るべきではないのではないか、とかんがえられている。
多くの実費を費やしてそれでも大学に入りたいという気持ちは実によくわかる。

「宅浪」とそこまで差異がない、というのが本音未だ「よい予備校はよい大学に導く」という妄信があるのも事実コストパフォーマンスについて広く理解されることを願ってやまない